今年のウタセ真鯛は
当初の予定通り、今年度の「ウタセ真鯛」に伊勢まで走ってきました。
事前の情報では、小さいながら「焼き鯛サイズ」(25~30cm)が数釣れ、クーラー一杯、と共にワラサ(関西でいうメジロ)やシオがそれなりに・・・
とのことでしたが、天気予報で当日は北西の風8~10mと爆風の予報です。また、昼に引き一杯で夕方にかけて満ち一杯となる潮位なので、
船は北西向けに立、流れは後ろから前へ流れるだろうとの想定で、左の後ろが潮上になり、右の前が潮下になるような状況が想定できます。
釣り座は籤なので何番籤かによって釣れ具合が変わるだろうとの予想で当日を迎えました。
さて、出船は12時とのことなので、4OZlevellineは神戸の自宅を6時に出て、阪高湾岸線から大和川左岸線経由で名阪国道を利用し、途中の中瀬ICを出て伊勢街道にて久居ICから伊勢自動車道経由で伊勢ICへの行程を走り約4時間半で目的地「国崎漁港」へ到着しました。
こんな行程を使うのは、前の車(CY4A)では満タンで往復はできるものの、少し心配だったので久居で給油するためと、通行料のコストを抑えるためでしたが、今の車(GT7)では14Km/l位走るので途中の給油は不要ですが、途中の通過時刻などを考慮して、今もこのパターンで走っています。
朝方は風もなくスイスイと走れていましたが、時間が経つにつれ、風が出てきて、到着したころには結構な爆風となっていました。・・先が思いやられます・・
この時間は、風波もありませんが、結構北風が吹いていました。
さて、出船時間になって、いつもの釣り座の籤引きで、4OZlevellineは4番籤でなんとか右舷胴の間を確保できました。
右舷ならば、行きは風下になるので飛沫はかからないと思いますが、帰りはもろに飛沫が掛かることを覚悟する必要があります。
ま、そんなんで12時の出船から、ゆっくりと走り30分ほどで石鏡の沖のポイントに到着し、潮と風の向きを考慮し船を立てます。
しかし・・・風波が激しくウサギがたくさん飛んでいます(いわゆる三角波のことです)・・・先が思いやられます。
当日の4OZlevellineのタックルはSt'Croixの3C70MMという7Ftのクランクベイト用のブランクで作ったモデュレートアクションのロッド、300MTでPE3号に10号のショックリーダー10m、仕掛けは伊勢尼12号を6号ハリス1.5mで結んだ3本針仕掛けで、錘は船長指示の50号です。
後での後悔ですが、魚が小さいのと餌取(ウマズラ、マルハゲ)が暗躍しているので、常連さんたちは伊勢尼の10号程度の小さい針で臨んでいたようです。
4OZlevellineも予備針を持って行っていましたが、12号しか準備しておらず、事前情報からの準備不足を痛感しました。
(通常なら、予備針は8・10・12・14と準備していますが・・・・)
準備が出来て第一投です。
水深は35mで底から10m位までを探るとの指示です。
例年、リール(電動リール)でゆっくり巻いて、当たりが有ったら掛けていくというような釣り方ですが、波が高く餌が安定しないので、うまく掛ける事ができません。
そんな中で、何とか掛けて焼きダイをゲットしますが、何分餌取が多いようで、餌のエビがすぐ無くなるので、手返しを早くする必要があります。
ただ、時間が経つにつれ、風が強くなり、波も高くなり釣りずらくなっていき、周りの常連さんもてこずっているような感じです。
夕方になり、餌取(ハゲ)も少なくなってきたようで、鯛も少しずつ釣れるようになり、青物も少しは釣れているようです。
そんな時に、4OZlevellineも青物を掛ける事が出来、何とかハマチのお兄さん(70cm強 メジロサイズかな)をゲットして、ようやく形になりました。
結局、当日は最悪の状況らしく、皆さんもたいした釣果もなく終わってしまいました。
この後の、神戸までの帰り道は・・・・大変でした・・・・
さて、次は、と言っても、水温がまだまだ高いようなので、東播磨の落ちギスも釣れていないようですし、沖では丸ハゲが大漁のようなのでお鍋の材料を再度狙ってみるかな。