お鍋の材料の調達Ⅱ

cast4ozlevelline

2023年11月07日 14:02

お鍋の材料の調達Ⅱ

先週は焼きダイを狙って伊勢まで走りましたが、お天道様には逆らえず、撃沈の結果でした。

11月に入って例年なら「落ちギス」の便りが聞こえてくる時期なのですが、今年はさっぱりなようです。
やはり、水温が高めだからでしょうか?

折角の3連休なので、キスを狙っていこうと思うも、情報が全くないので、東播磨のキスポイントを覗いてみました。
当日も、朝一が引き一杯で夕方が満ち一杯の潮なので、昼からが勝負と、普段よりゆっくりと自宅を出て、途中、舞子でアカムシ(青虫の赤いの)を300円分!!!!も仕入れて、まずは明石港へ様子を見に行きます。

ここでは、旧フェリー乗り場付近や新浜などで落ちギスが狙えますが、今まで路駐出来ていたところが全て有料駐車場に代わっており、唯一、路駐ができる所には車が数珠なりだったので、ここは諦め、江井ヶ島港へ目的地を変えて走ります。

江井ヶ島港へ着いて辺りを見渡すと、どこかの釣具店が「カレイ釣り大会」を開いているようで、港の外側は結構な釣り人の数です。
ただ、例年のキスポイントの港内はお一人が狙われているようで、はぼ貸切の状態でした。

様子見なので、店開きします。竿はロジギア10.9Ft、錘は60g(16号相当)、仕掛けはカワセミ超硬キス7号3本針で狙います。
一投目・・・例年、釣れていた方向へ投げ、引いてきます。
道糸で5m(船用の10m染)で当たりが出ます。少し時間をおいて、上げると幸先よくキスが・・・でも15cmの小ギスです。
その後は当たりもなく、いろいろな方向へ投げてみますが、ハゼ、鯛(煙草の箱サイズ)イトヒキハゼが釣れたのみで、生体反応は有りません。

水温が高すぎて、港内へは入ってきていないようです。

昼前まで、粘ってみましたがここは諦め、先々週ハゲ釣りでよかった明石港へ戻ります。

たまたま、路駐できる所が一か所空いていたので、車を止め、準備して波止へ上がります。
この時間なら、満ち6分位なので、右への流れですが、場所により若干潮が撚れているところがあるので、その方向へ向かって投げます。

江井島でのキス釣りのロッドで仕掛けのみを小針の丸セイゴ6号で探ります。
たまたま、横に小学生が釣りをしていたので、投げてから上げるルートなどを考えていると・・・錘が底へ着いたときに即当たりが・・・
上げてみると、前回より型が良くなったハゲが、針を飲み込んで上がってきました。

明石港のテトラは綺麗に積まれているところと乱雑に積まれているとっころがあり、上げるときにテトラに引っ掛からないようなルートを決めておく必要が有ります。当日も3回ほどテトラに魚を取られました。

特に、ハゲはその体型から投げ釣りの場合、右に左に泳ぐので、せっかくテトラを避けたつもりでも錘や針がテトラに掛かることがよくあるので注意が必要です。

事前の情報で、明石のハゲ釣りは60mほど投げて、潮に乗せるか、手前まで30m位までサビくかということでしたが、ほかに釣り人がいなかったので、潮上に投げてそのまま潮に乗せるような感じで探っていくのが正解でした。
釣り方が判ってからは、入れ食いに近く、ほぼ素針は引きませんでした。
また、餌の付け方も針一杯に付けると当たりのみで食い逃げが多いように感じましたが、針から1cmほど垂らすと、ハゲは底にある餌なら吸い込んでくれるようで、当たってもそのままほ放っておくとダブル・トリプルも可能です。当日も三本針で3連が一回、2連が4回ほどあり、結局一時間ほどで、20匹の釣果でした。



サイズも前回より一回り大きくなっているので、十分オカズになるような量が釣れました。



ハゲ料理はキッチンバサミのみでOKなので、下ごしらえは至極簡単です。
まずは頭の後ろを背骨まで切り、尻尾と背びれ・腹びれなどを切ったのち、頭と胴体をもって頭をちぎるように折ると、頭に内臓まで付いた形で取れます。内臓部分で浮袋が残りがちなので綺麗にむしり取り水洗いします。その後、皮をむくと、下ごしらえは終了です。
当日は小さなボウルに一杯の魚が獲れたので、即お鍋行きです。

さて、次週の天気予報は気温が下がるとのことなので、東播磨の各港にキスが入り込んできてほしいと思っています。
落ちのキスの情報がなければ、またもや「鍋材料」の調達釣行かな!


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