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Posted by naturum at

2023年12月10日

サンバソウ(イシダイの小さいの)釣りのはずが・・・

サンバソウ(イシダイの小さいの)釣りのはずが・・・

例年この時期になると、落ちギスの便りがあるはずですが、今年は全く情報がなく、水温が高いのが影響しているのかな?
その中では、前年良かった釣り場では”プチ”釣果があったとも聞きましたが、釣れる時間も短時間で、回ってきたキスが釣れると、その後は長い時間全く釣れないようなことでした。

昔々・・・10年以上前ですが、東播磨の人工島で、この時期爆釣(2時間でバケツ一杯ぐらい)していましたが、今では見る影もなく、釣れてもフグやハゼなどで数も少ないので、わざわざ行こうという気にもならないこの頃です。

ただ、今の釣り物として、今年は沸いている”マルハゲ”が有ります。11月には明石港で小さいながら2時間で20ほどは釣れました。ただ、その時期にも関わらず、キューセンベラが活発に当たってきており、18~20位の青ベラ中心にやはり20ぐらいは釣れていました。
4OZlevellineは、どちらかつ言うと、キュウセンでは小さい赤ベラが好みで、素焼きにして二杯酢に漬けて食べると御飯が進みます。大きな青ベラは刺身にすると美味ですが少し磯臭さが有りますのでもう一つという感じです。

さて、近年関西地方でも沖の方の、このマルハゲ釣りが盛んになってきています。特に今年は多いようで50や100釣ったなどの情報が入り乱れているようです。このマルハゲもお鍋にするとおいしいのですが、もう一つの釣り物 ”サンバソウ” も、この時期が旬となります。
そこで、いつもお世話になっている沼島の正漁丸さんに連絡を取ってみると、一人入れるとのことだったので走ってみました。

沼島のサンバソウ釣りはウタセエビでの胴付き仕掛けで狙いますが、ここでも他の地域と同様に餌取のハゲが沸いているとのことだったので、丸ハゲ用の道具及び餌を準備し臨みました。

サンバソウの仕掛けは伊勢尼10号位の3本針ですが、ハゲも釣れそうなので、今回は伊勢尼太軸の8号で仕掛けを作ります。また、ハゲの仕掛けは、中層のウマズラなら6~8本針のロング枝素で狙いますが、底のマルハゲの場合は、フック付きのビーズで枝素を出したショートハリスで狙っています。いろいろ見てみると皆さんは小さな針(ハゲ針 5号 程度)で狙っているようですが、4OZlevellineはこのサイズの手持ちは無いので、ウマズラ用のハゲ針7号を3号ハリスで結び、幹糸に直結で結んだ仕掛けを作りました。

ロッドはサンバソウ用としてLIGHTGAMECI4 Type73H255を準備し、ハゲ用にはクランクベイト用MHクラスのブランクの先を30cmほどカーボンソリッドにしたものを準備しました。
結果的には一般に販売されているハゲ専用竿よりも全体に柔らかい調子に仕上がっていますが、いわゆる「もたれ」の当たりもしっかり取れなかなかいい竿になっていると思いました。

当日はいつものように6時出船なので、4OZlevellineは神戸の自宅を4時に出発し、ゆっくり走って5時半過ぎに土生港に到着し、船が来るのを待ちますが、当然出船時間の6時になっても周りは真っ暗なので、ゆっくり準備しながら夜明けに合わせて出港し、沼島の東の築磯に向かいます。
まず市場番目のポイントは西の外れの築磯です。サンバソウ釣りとして準備し、ウタセエビを付けて水深25mの底を狙います。
餌のエビの付け方は、地域によっていろいろです。ここ沼島ではエビが丸くなるように付けないと釣れないそうです。もう少し東に行き淡路の由良出船の船ではエビが真っすぐになる用の尻尾から付けるようです。また、伊勢のウタセ真鯛ではエビが死なないように注意しながら頭でのチョン掛けになります。同じ餌でも全く違うアプローチです。

このポイントで2時間ぐらい粘りますが、4OZlevellineはフグを2つ掛けたのみで、同船者もたいした釣果は有りません。仕掛けを底に下して1~2分もすると餌がない状態です。上の針は底から3m以上も浮かしているのにどの針も餌が無くなっています。ハゲが沸いているようですが、そのハゲも針に乗ってこないので、小さいのかもしれません。

これでは埒が明かないので、東にある次の築磯へ移動します。ここは水深30m位で少し深くなっています。
4OZlevellineも期待して、サンバソウを狙てみますが、ここでも同様なので、しびれを切らしてハゲ狙いにチェンジします。
一応、餌のアサリは1パックのみ準備していますので、それを付けて底へ落とします。
関東方面のハゲ釣りは「たたき」や「たるませ」などの早い動きの後の一瞬の止めで当たりを取るようですが。4OZlevellineの準備した竿は、若干柔らかめなので、早い動かしはできないので、底を取った後ゆっくりと50cm~1m切るような宙釣りで誘っていきます。

初めてのマルハゲ釣りなので、余り上手くは有りませんが、それでも2投に一匹はGetできています。餌も生きたウタセエビの尻尾の部分を1cm程度に切ったものも使ってみましたが、エビの方が食いも焼く勝負も早いように思います。
このポイントでは2時間ぐらいで、20ほどGetできました。大きさも手のひらから27~8位までで、オカズには十分な量です。

ここでも2時間ほど頑張ってみましたが、サンバソウ狙いを続けた方が、コブダイの小さいのや、ガシラ(これは大きくて美味しそうでした)MiniMini真鯛などを釣られていましたが、結局Mainのサンバソウは船頭さんを含めて丸ボーズでした。
船頭さん曰く潮が動いていないのでサンバソウが磯から出てこなかったようでした。

その後、初めのポイントに戻ってみましたが、これと言っての釣果は無く、当日のStopFishingとなりました。
当日の釣果はこれですが、



ハゲの料理は包丁を使う必要がなく、料理ハサミで背ビレ・尻ビレ・腹ビレを切ったのち、頭の後ろを背骨まで切り、2つに割くと頭の方に内臓が付いた状態で割れますので、身側に残っている浮袋などを取ったのち皮を剥いで、「料理は、ハイおしまい」です。その後お鍋で美味しくいただきました。

さてさて、本職の投げ釣りでは、キスは終わっているようですし、冬のカレイは釣れているようですが、日がな一日、当たりを待つのはどうも出来そうにないので、3月の須磨のキビレまではおアヅケです。
それまでの期間は「工作の時間」として、ロッドドライヤーをバージョンアップしてみます。

次の釣り物は「船のメバル」かな?  


Posted by cast4ozlevelline at 15:40Comments(0)釣行記