2021年05月22日
Short Rodの作成
Short Rodの作成
4OZlevellineの近場用のShortRodと言えば、ShorJigging用の11FtRodです。
今まで、110Shorを2本とD社の11Ftのシーバスロッドの3本体制でしたが、
今後、もう一本追加しょうと、いろいろなブランクを検討していました。
検討していたブランクは、
まず「またぎ 110SupreShore」
次に「MagnumCraft アカメ1160」、
そして今回見つけた「LogiGear ShorWave109」の三種類のブランクです。
またぎのブランクは、かつて12,000円程度で調達できていましたが、今では仕様変更して、高弾性のカーボン素材を使用しているようで、
調達価格も30,000円を超えています。
MagnumCraftのブランクは台湾からの発送で、送料込みで20,000円程度になりそうな感じです。ただ、ブランクとしては最も興味あるスペックです。
そして、今回見つけたLogiGearのブランクは10.9Ftで11Ftには8cmほど足りませんが、バットの握りを付けると、何とか11Ftとなりそうです。
また、調達価格も送料込みで15,000円程度でお財布には最も優しくなります。
従来から、G Lloomisの11ftは持っていますが、投てき負荷が4OZ程度までのスペックと、結構固いのでキス釣りにはいいのですが、
キビレ釣りなどの置き竿用には固すぎるような感じだったので使用頻度は少なめでした。
そんな訳で、今回4本目のShortRodを作成しようとしました。
合わせて、それに使うリールとして「SpinJoy 30SD」を調達し、70mmShortハンドルへの変更と、BBの追加をする予定です。
リールは発注していますが、8月にならないと入手できないそうなので、今は待ちの状態です。
(入手できれば、スピンジョイの改造を再度UPしてみます)
ここから素材の調達です。
まずは、ブランクですが、「LogiGear ShorWave109」を静岡にある「イシグロ」さんで購入しました。
このお店では、MagnumCraftのブランクなど、いろいろなメーカーのブランクを扱っており、面白いショップです。
ガイドは、手持ちの「チタン ハイスピンダー ゴールドサーメット」の30mmからを使おうと思いますが、
手持ちは 30,25,20、16までのHV(SV)で、それ以下のサイズは何処からか調達しないといけません。
ネットで探していると、北関東にある「うらしま堂」さんで在庫のみの対応ですがSV12,10,8のスピンダーガイドがあったので、
価格的には定価販売のため、ちょっと高い目ですが、発注しました。
トップガイドは負荷がかかるのでゴールドサーメットでは心もとないので、TopのみSicで行くことにします。
ショートロッドの場合、バットガイドとリールの距離が短いので、バットガイドはできるだけ大口径のものを使用したほうが飛距離が稼げます。
実際、ローライダーの20mmとKWやHSなどの30mmで比べると目に見えるような飛距離の違いがありますので、今回はTーHVGG30を使用します。
リールシートは他のShortRodと同様にFS-7を使用する(つもり)です。
6番サイズのシートも検討してみましたが、投げリールの種類によっては装着できない場合もありそうなので7番サイズを選択しています。
グリップ部分は手作りです。
さてさて、製作の過程です。
まず、ブランクの端の強度を得るために、補強します。
一般的な投げ竿では、口金と称して金属のワッカが使用されています。また、比較的高級な竿では、竿の作成時にカーボンシートで補強する設計をしています。
ブランクからの制作過程では、縦割れ防止のためスレッドを巻いてエポキシなどでコーティングをしていますが、
4OZlevellineはナイロンスレッドでは心もたないと考え、
カーボンロービングを巻いたうえで、瞬間接着剤で固め、その上からエポキシでコーティングする手法を取っています。
印籠継の上下、およびブランクの最下端にこの処理をしています。
通常、竿の下の方はエバでグリップが作成されていますので、どちらかというと竿がつぶれないように中を補強するようにしますが、
4OZlevellineはロッドエンドは木製のグリップを付けますので縦割れが無いように上記の補強をしています。
この「木製のグリップ」は前にも紹介させていただいた「エバ製のグリップ作成旋盤 (モドキ)」を流用し、木の丸棒を取り付け削りだす手法で製作します。
ただ、この「旋盤 (モドキ)」はトルクが弱いのと、回転数が遅いので、どうしても振動が出てしまい、
表面がきれいにはできませんので、最終工程で紙やすりなどで仕上げるようにしました。
ま!、最後には熱収縮チューブでコーティングするので、仕上げは簡単でもいいのですが・・・・・
次に、ガイドおよびシートの取り付けです。
ブランクのスプラインを取って、柔らかいほうへガイドを取り付けます。
これは、少しでも食い込みを良くするためです。
ガイドの間隔はブランクのテーパーにもよりますが、このブランクは素直なテーパーのようですので、適当な間隔でOKでしょう。
既に使っている110Shorに準じた取り付け位置にします。
シートはFS7を使用しますが、一般的な「DFSシート」ではなく、板シートを選択しているのは、今後、再改造する場合にシートの釣り外しが簡単なのと、
投げ竿で使い慣れているからでもあります。
ガイドおよびシートの取り付けはスレッドの下にポリプロピレンなどのテープを巻いたうえで、スレッドを巻いて、エポキシでコーティングします。
これは、投げ竿の制作過程と全く同様にしているわけです。
このブログを書いている今、この竿はほぼ完成していますが、スレッドのエポキシコーティングをする場合、湿気が悪さをする場合があるので、お天気待ちの状況です。
早くコーティングを終了し、試し投げをしてみたいと思っているところです。
写真は完成一歩手前の状態で、従来から使用している110Shorと共に撮ってみました。
上のオレンジのスレッドがオーシャンガイド仕様、下の青のスレッドはハイスピンダー仕様。
そして真ん中の赤のスレッドが今回のLogiGear ShorWave109です。やはり3inほど短いようですね。
4OZlevellineの近場用のShortRodと言えば、ShorJigging用の11FtRodです。
今まで、110Shorを2本とD社の11Ftのシーバスロッドの3本体制でしたが、
今後、もう一本追加しょうと、いろいろなブランクを検討していました。
検討していたブランクは、
まず「またぎ 110SupreShore」
次に「MagnumCraft アカメ1160」、
そして今回見つけた「LogiGear ShorWave109」の三種類のブランクです。
またぎのブランクは、かつて12,000円程度で調達できていましたが、今では仕様変更して、高弾性のカーボン素材を使用しているようで、
調達価格も30,000円を超えています。
MagnumCraftのブランクは台湾からの発送で、送料込みで20,000円程度になりそうな感じです。ただ、ブランクとしては最も興味あるスペックです。
そして、今回見つけたLogiGearのブランクは10.9Ftで11Ftには8cmほど足りませんが、バットの握りを付けると、何とか11Ftとなりそうです。
また、調達価格も送料込みで15,000円程度でお財布には最も優しくなります。
従来から、G Lloomisの11ftは持っていますが、投てき負荷が4OZ程度までのスペックと、結構固いのでキス釣りにはいいのですが、
キビレ釣りなどの置き竿用には固すぎるような感じだったので使用頻度は少なめでした。
そんな訳で、今回4本目のShortRodを作成しようとしました。
合わせて、それに使うリールとして「SpinJoy 30SD」を調達し、70mmShortハンドルへの変更と、BBの追加をする予定です。
リールは発注していますが、8月にならないと入手できないそうなので、今は待ちの状態です。
(入手できれば、スピンジョイの改造を再度UPしてみます)
ここから素材の調達です。
まずは、ブランクですが、「LogiGear ShorWave109」を静岡にある「イシグロ」さんで購入しました。
このお店では、MagnumCraftのブランクなど、いろいろなメーカーのブランクを扱っており、面白いショップです。
ガイドは、手持ちの「チタン ハイスピンダー ゴールドサーメット」の30mmからを使おうと思いますが、
手持ちは 30,25,20、16までのHV(SV)で、それ以下のサイズは何処からか調達しないといけません。
ネットで探していると、北関東にある「うらしま堂」さんで在庫のみの対応ですがSV12,10,8のスピンダーガイドがあったので、
価格的には定価販売のため、ちょっと高い目ですが、発注しました。
トップガイドは負荷がかかるのでゴールドサーメットでは心もとないので、TopのみSicで行くことにします。
ショートロッドの場合、バットガイドとリールの距離が短いので、バットガイドはできるだけ大口径のものを使用したほうが飛距離が稼げます。
実際、ローライダーの20mmとKWやHSなどの30mmで比べると目に見えるような飛距離の違いがありますので、今回はTーHVGG30を使用します。
リールシートは他のShortRodと同様にFS-7を使用する(つもり)です。
6番サイズのシートも検討してみましたが、投げリールの種類によっては装着できない場合もありそうなので7番サイズを選択しています。
グリップ部分は手作りです。
さてさて、製作の過程です。
まず、ブランクの端の強度を得るために、補強します。
一般的な投げ竿では、口金と称して金属のワッカが使用されています。また、比較的高級な竿では、竿の作成時にカーボンシートで補強する設計をしています。
ブランクからの制作過程では、縦割れ防止のためスレッドを巻いてエポキシなどでコーティングをしていますが、
4OZlevellineはナイロンスレッドでは心もたないと考え、
カーボンロービングを巻いたうえで、瞬間接着剤で固め、その上からエポキシでコーティングする手法を取っています。
印籠継の上下、およびブランクの最下端にこの処理をしています。
通常、竿の下の方はエバでグリップが作成されていますので、どちらかというと竿がつぶれないように中を補強するようにしますが、
4OZlevellineはロッドエンドは木製のグリップを付けますので縦割れが無いように上記の補強をしています。
この「木製のグリップ」は前にも紹介させていただいた「エバ製のグリップ作成旋盤 (モドキ)」を流用し、木の丸棒を取り付け削りだす手法で製作します。
ただ、この「旋盤 (モドキ)」はトルクが弱いのと、回転数が遅いので、どうしても振動が出てしまい、
表面がきれいにはできませんので、最終工程で紙やすりなどで仕上げるようにしました。
ま!、最後には熱収縮チューブでコーティングするので、仕上げは簡単でもいいのですが・・・・・
次に、ガイドおよびシートの取り付けです。
ブランクのスプラインを取って、柔らかいほうへガイドを取り付けます。
これは、少しでも食い込みを良くするためです。
ガイドの間隔はブランクのテーパーにもよりますが、このブランクは素直なテーパーのようですので、適当な間隔でOKでしょう。
既に使っている110Shorに準じた取り付け位置にします。
シートはFS7を使用しますが、一般的な「DFSシート」ではなく、板シートを選択しているのは、今後、再改造する場合にシートの釣り外しが簡単なのと、
投げ竿で使い慣れているからでもあります。
ガイドおよびシートの取り付けはスレッドの下にポリプロピレンなどのテープを巻いたうえで、スレッドを巻いて、エポキシでコーティングします。
これは、投げ竿の制作過程と全く同様にしているわけです。
このブログを書いている今、この竿はほぼ完成していますが、スレッドのエポキシコーティングをする場合、湿気が悪さをする場合があるので、お天気待ちの状況です。
早くコーティングを終了し、試し投げをしてみたいと思っているところです。
写真は完成一歩手前の状態で、従来から使用している110Shorと共に撮ってみました。
上のオレンジのスレッドがオーシャンガイド仕様、下の青のスレッドはハイスピンダー仕様。
そして真ん中の赤のスレッドが今回のLogiGear ShorWave109です。やはり3inほど短いようですね。
Posted by cast4ozlevelline at 14:21│Comments(0)
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