2024年11月15日
指サックの作成2024
指サックの作成2024
ここ何日間、野暮用などで釣行が出来ず、道具の整理や、自作の用具の作成でお茶を濁していました。
さて、ベテランキャスターの皆さんの必須の用具の一つに「指サック」(フィンガープロテクター)があります。
昔々の、4OZレベルラインがつりを始めたころには指サックなるものは無く、
小学生のころでしたので、六角竿やジョイントのグラスロッドで、
軽い錘しか使っていなく、投げる距離もたいしたことなく、無くても投げることが出来ていました。
中学生になって、全日本サーフに入会して、そこで出会った「キャスティング競技」で、
同年代の中坊が100ウン十メートルも投げているのに衝撃を受けたのが、競技を始めたきっかけでした。
当初は、Hアマゾンで練習をしていましたが、
錘15号、道糸2号、力糸あり(テーパーラインは??あったかな??)旧9種目で
どんな投げ方でも指が痛くなり、先輩たちの用具を参考に、「指サック」を手作りで作っていました。
いまでこそ、各メーカーから各種の指サックが販売されていますが、
耐久性やコストの面で満足するものが少ないので、手作りをしています。
今回は、この「手作り指サック」を紹介します。
さて、皆さんはどんな「指サック」(フィンガープロテクター)をお使いでしょうか。
近年は、釣り具メーカーからもラインナップされていますが、薄めの皮で使いやすいのですが、いかんせん耐久性がいまいちです。
また、Yahooオークションでも時々出品されていますが、それなりの落札価格になっているようです。
このため、自分が納得できる大きさや皮の硬さで自作しています。
今回は、この「自作指サック」を紹介してみます。
まずは材料や必要な道具などの紹介と参考としての入手先です。
1)素材の基本は「牛皮」です。厚み「1.5mm」程度のヌメ皮が使いやすいと思います。
入手の関しては、かつて4OZレベルラインは東急ハンズ神戸店で購入していましたが、端皮の詰め合わせで、200gで400円程度でしたが、
現在は神戸店が撤退していますので、東急ハンズに卸していた「神戸リザード」という店で直接購入しています。
「神戸リザード」さんはNetで検索するとすぐ出てきますので、問い合わせをしてみてください。

この量で800円ほどで入手できました。端皮ですがA4位の大きさの皮が5枚ほど入っていました。
一枚で6~7つ取れますので、一人では使い切れない量なので、たくさん作ってオークション出品も面白いかも!!!
2)紙型の作成です
市販品や他の方が使われている指サックを参考に自分の指の太さなどを考慮して「紙型」を作成します。
2つ並んでいる写真の左側は参考にしたメーカー品です。
右側は実際に作成した指サックですが、下側を長い目に作成していますが、長ければ切ればよいぐらいに考えています。

次の写真は、展開図(型紙)です。見ていただければわかると思います。

3)縫い糸と縫い針
縫い糸はクラフト社製 「手縫いロウビキ糸 細」で、色は適当に選んでください。Amazonで400円程度で入手可能でしょう。

縫い針は、皮専用の針を入手します。クラフト社製 「手縫い糸 三角針 太」(コード8604) 2本入りで、同じく400円程度です。
また、この針以外に 「丸針 細」(コード8602) 5本入りで200円程度です。
皮を縫う場合に、通常は穴をあけてから丸針(一般的な縫い針)で縫っていきますが、
穴を空けない場合は針先が三角になっている皮専用の針でないと縫えません。
写真の上が「三角針」で下側が「丸針」です。

これ以外に指ぬき(金属製)もある方が便利です。(これは手芸店で入手してください)
また、硬めのスポンジがあると、針を押し込むときに便利です(相当硬いスポンジでないと変形して使用できません)
実際の作成手順です
型紙通りに切った皮
縫い糸70cm程度
糸の両端に三角針と丸針を通しておきます。

1)縫いはじめ
先端から縫い始めます。三角針で穴を空けながら一針入れます。
糸の真ん中位で半分に折り、三角針で空けられた穴に丸針で2回ほど通し、先端方向と上方向をしっかりと止めるようにします。


2)縫っていきます
三角針で片道を縫っていきます。間隔は3~4mm程度でOKでしょう。
自分の指を入れてみてどこまで縫うか決めてください。

3)折り返し縫い
丸針で縫っていきますが、三角針で空けた穴に入れていくように縫います。

4)縫い終わり
縫い終わりに位置まで縫っていき、2本の糸を結びます。
そのままで糸を切ると、切れ端が解けるかも知れないので、丸針に入れ替えて、2~3針戻し縫いして糸先を切ります。

これで基本の形は出来ましたが、実際に指にセットするときは「皮でベルトを作る」「ゴムで手首に巻く」(ゴム方式が簡単でしょう)

皮ベルト方式は、4OZレベルラインが現在使用中の指サックです、見ていただければ分かるように、
皮をベルト状にして手首に巻く部分と指サックをつなぐ部分を作り、それぞれ縫っていきます。
私の場合、右投げ、左巻きで実釣していますので、一日中指サックは外しません。
ですから、皮製で、固定の長さでOKです。
ベルト部分は再利用可能なので、しっかり作っていったほうが良いでしょう。
これからのオフシーズンでコタツで暖まりながら(無いか)作っていくのもいいかな???
ここ何日間、野暮用などで釣行が出来ず、道具の整理や、自作の用具の作成でお茶を濁していました。
さて、ベテランキャスターの皆さんの必須の用具の一つに「指サック」(フィンガープロテクター)があります。
昔々の、4OZレベルラインがつりを始めたころには指サックなるものは無く、
小学生のころでしたので、六角竿やジョイントのグラスロッドで、
軽い錘しか使っていなく、投げる距離もたいしたことなく、無くても投げることが出来ていました。
中学生になって、全日本サーフに入会して、そこで出会った「キャスティング競技」で、
同年代の中坊が100ウン十メートルも投げているのに衝撃を受けたのが、競技を始めたきっかけでした。
当初は、Hアマゾンで練習をしていましたが、
錘15号、道糸2号、力糸あり(テーパーラインは??あったかな??)旧9種目で
どんな投げ方でも指が痛くなり、先輩たちの用具を参考に、「指サック」を手作りで作っていました。
いまでこそ、各メーカーから各種の指サックが販売されていますが、
耐久性やコストの面で満足するものが少ないので、手作りをしています。
今回は、この「手作り指サック」を紹介します。
さて、皆さんはどんな「指サック」(フィンガープロテクター)をお使いでしょうか。
近年は、釣り具メーカーからもラインナップされていますが、薄めの皮で使いやすいのですが、いかんせん耐久性がいまいちです。
また、Yahooオークションでも時々出品されていますが、それなりの落札価格になっているようです。
このため、自分が納得できる大きさや皮の硬さで自作しています。
今回は、この「自作指サック」を紹介してみます。
まずは材料や必要な道具などの紹介と参考としての入手先です。
1)素材の基本は「牛皮」です。厚み「1.5mm」程度のヌメ皮が使いやすいと思います。
入手の関しては、かつて4OZレベルラインは東急ハンズ神戸店で購入していましたが、端皮の詰め合わせで、200gで400円程度でしたが、
現在は神戸店が撤退していますので、東急ハンズに卸していた「神戸リザード」という店で直接購入しています。
「神戸リザード」さんはNetで検索するとすぐ出てきますので、問い合わせをしてみてください。
この量で800円ほどで入手できました。端皮ですがA4位の大きさの皮が5枚ほど入っていました。
一枚で6~7つ取れますので、一人では使い切れない量なので、たくさん作ってオークション出品も面白いかも!!!
2)紙型の作成です
市販品や他の方が使われている指サックを参考に自分の指の太さなどを考慮して「紙型」を作成します。
2つ並んでいる写真の左側は参考にしたメーカー品です。
右側は実際に作成した指サックですが、下側を長い目に作成していますが、長ければ切ればよいぐらいに考えています。
次の写真は、展開図(型紙)です。見ていただければわかると思います。
3)縫い糸と縫い針
縫い糸はクラフト社製 「手縫いロウビキ糸 細」で、色は適当に選んでください。Amazonで400円程度で入手可能でしょう。
縫い針は、皮専用の針を入手します。クラフト社製 「手縫い糸 三角針 太」(コード8604) 2本入りで、同じく400円程度です。
また、この針以外に 「丸針 細」(コード8602) 5本入りで200円程度です。
皮を縫う場合に、通常は穴をあけてから丸針(一般的な縫い針)で縫っていきますが、
穴を空けない場合は針先が三角になっている皮専用の針でないと縫えません。
写真の上が「三角針」で下側が「丸針」です。
これ以外に指ぬき(金属製)もある方が便利です。(これは手芸店で入手してください)
また、硬めのスポンジがあると、針を押し込むときに便利です(相当硬いスポンジでないと変形して使用できません)
実際の作成手順です
型紙通りに切った皮
縫い糸70cm程度
糸の両端に三角針と丸針を通しておきます。
1)縫いはじめ
先端から縫い始めます。三角針で穴を空けながら一針入れます。
糸の真ん中位で半分に折り、三角針で空けられた穴に丸針で2回ほど通し、先端方向と上方向をしっかりと止めるようにします。
2)縫っていきます
三角針で片道を縫っていきます。間隔は3~4mm程度でOKでしょう。
自分の指を入れてみてどこまで縫うか決めてください。
3)折り返し縫い
丸針で縫っていきますが、三角針で空けた穴に入れていくように縫います。
4)縫い終わり
縫い終わりに位置まで縫っていき、2本の糸を結びます。
そのままで糸を切ると、切れ端が解けるかも知れないので、丸針に入れ替えて、2~3針戻し縫いして糸先を切ります。
これで基本の形は出来ましたが、実際に指にセットするときは「皮でベルトを作る」「ゴムで手首に巻く」(ゴム方式が簡単でしょう)
皮ベルト方式は、4OZレベルラインが現在使用中の指サックです、見ていただければ分かるように、
皮をベルト状にして手首に巻く部分と指サックをつなぐ部分を作り、それぞれ縫っていきます。
私の場合、右投げ、左巻きで実釣していますので、一日中指サックは外しません。
ですから、皮製で、固定の長さでOKです。
ベルト部分は再利用可能なので、しっかり作っていったほうが良いでしょう。
これからのオフシーズンでコタツで暖まりながら(無いか)作っていくのもいいかな???
Posted by cast4ozlevelline at 14:25│Comments(0)
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