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2015年09月22日

伊勢のうたせ真鯛

伊勢のうたせ真鯛

当初の計画では21日に遠征予定としていましたが、
台風の影響が心配で、少し早めて19日に走ってきました。

自宅を5時半に出発し、一路、勝手知ったる名阪国道を東に・・
出船は12時ごろなので、この時間に神戸を出るとゆっくり走っても4時間強なので、
今回はちょっと違う道の探検として、
伊賀上野から一般道へ出て、R163を走り、久居IC経由で伊勢自動車道へ。

昔々、昭和の50年ごろ伊勢までワンピースの投げ竿(もどき)を買いに行ったときは、
この久居ICからR42で伊勢まで行った記憶があり、ここからの一般道は結構遠かったと思いましたが、
今回は、逆にここから高速道で伊勢ICまですぐの到着です。

ただ・・・この前の大雨で伊勢二見鳥羽ラインの一部が乗り面の崩壊とかで、二見ICで下ろされ、
二見ヶ浦のほうから第二伊勢道に入り、松尾経由で目的地「国崎」へ。

途中、株式会社ホーペック(旧名称 株式会社浜口計器)の前を通り、
ここで1ピースの投げ竿もどきを購入したな・・・と思い出にふけりながら・・・

######

実はこの会社、カーボンパイプなどを製作している会社です。

昭和40年代の終わりごろ、関東で1ピースの投げ竿が使われだしていました、
これは「カツオの1本釣り」で使われていた「カツオ竿」ですが、
カツオの水揚げ港である三崎港で入手されていたようです。

カツオ竿は漁師が使っている漁具なので、漁の途中で破損(折れないように)丈夫に作ってあります。

12尺ぐらいのがラインアップにあったので、これに目をつけたようです。
色々調べていくと、焼津や高知などでも入手可能のようでしたが、
メーカーは、結局、伊勢の松尾にあるこの「浜口計器」でした。

そこで、直接連絡を取って、今は亡き羽Bさんとサニーエクセレント(410サニー)で買いに走ったのでした。
現地の倉庫で、いくつかの種類を見せていただき。その後、仰天するようなビデオで見せていただいたのが、
実際の漁の様子でした。

それは「カツオ」ではなく、マグロの1本釣でしたが、油圧の跳ね上げ機械に竿をセットして、
釣れたマグロを強引に上げるのですが・・・・人間より大きそうな・・・100キロ級の魚をものの数秒で
ずり揚げている映像でした。

その後、またびっくりしたのが・・・・会社の前の広場で・・・今回、購入しようと選択した竿での実演・・・

竿の品番は3LASPWでしたが、(価格は3,000円強だったと記憶していますが、その頃のスピンパワーHiⅢと同程度です)

竿の先にロープをつけて、乗車用のタイヤ(鉄ホイールつき)に縛りつけ・・・ドッコイショで、持ち上げると・・
いとも簡単にタイヤが宙に浮いたのでした。

このときの感想は、「こんな強い竿で使えるのかな・・・!!!???」と、驚きのみでした。
結局、3LASPWと3LASPなど6本程度購入して、車のルーフキャリーに積んで帰ってきました。

これらの竿は何度か使用しましたが、私には強すぎて手に負えず、
競技用には、その後出たオリムピックの世紀シリーズに移っていきました。

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早めに現地に着いたので、海の様子を見てみると、沖のほうはウサギが走り、風も結構強く釣りにくそうな様子ですが、
台風のうねりはなさそうな感じでした。
時間も早い目なので、パールロード鳥羽展望台へ、少し早い昼飯と遠くのほうの海の様子を観察に走りました。
伊勢のうたせ真鯛 伊勢のうたせ真鯛

ここからの様子では、沖のほうに遊漁船が浮かんでいたので、昼からの出船は大丈夫と判断して、
出港地の国崎へ戻って時間待ちです。


時間通り、11時過ぎに午前便が帰ってきて、釣果を伺うと、
アジ釣で釣ったアジの小さいのを泳がせて、ワラサ(関西でメジロ)を釣っていました。
状況は悪くなさそうなので期待して、準備して、予定通りお昼に出船です。

出港して30分ほど走って、
伊勢のうたせ真鯛

途中の海は、風が強いので、ウサギが跳んでいますが(白波が立っている)そんなには影響はなさそう、
うねりは言うほどはなく他の船がかろうじて見える、2m程度かな。

ポイントについて、餌の「うたせエビ」が配られ、
「ハイやってー、底で待っているとすぐ餌を取られるので、巻き上てー」と、いつもの秋のパターンです。

伊勢のうたせ真鯛

準備して、第一投目。

底について、3mほど巻いたところで、明確なアタリが。

即合わせて、巻き上げ・・・・の途中で・・・・残念、針はずれ。

すぐに餌を付け替えて、底へ。

チョット巻くと即アタリで・・・・焼き鯛サイズの入れ食い2時間ほど入れ食い状況・・・
ただ、風が強すぎるので、上げてきた仕掛けの捌きに時間を取られ、
また、今年はエビが小さいので、餌付けに手間取り、手返しが悪く・・・
2時間で20ほど(混じるチダイは美味しくないのでさようならです)。

その中に、ごく小さなアタリを取って、50cm程度のお刺身サイズを一つ、という状況です。
伊勢のうたせ真鯛


ただ・・・・

潮止まりの3時ごろからうねりも大きくなり、水の壁で隣の船が見えません状態、
また、さらに風が強くなり、風波も大きくなり餌が安定せず、流れも2枚潮のような様子で、
船が振られ、流れも前に向けてや、船の下に向けてなど、これもまた、安定しない状況に、
何度か、碇を入れなおすようないなってきました。

そのような状況の中で、碇の入れなおしのすぐ後の、船が落ち着いた一時に小さなアタリをかけて、
50cm強の鯛を一つゲットし、マアジの40cm強をゲットできましたが、
本日の次の目的の「カンパチ」は取れず、早い目の沖上がり StopFishing となりました。

港への帰りは、風が正面右から吹き、波も国崎港の防波堤を越えるような高さで、
人はともかく、道具類はびしょびしょで、ほうほうの体での帰港でした。

最終的に、本日の釣果はこれ!
おすそ分けした後の釣果ですが、焼き鯛が中心で、ましなサイズが2つ、合計30ほど(?)でした。
伊勢のうたせ真鯛

今回のシルバーウィークは墓参りや施餓鬼の用事があるので、釣はこれ1回。

次回はキス釣で淡路島・・かな??
又は、釣れだしたタチウオかな??

おすそ分けした鯛たちは「アオリイカ」や「サツマイモ」「栗の渋川煮」になって帰ってきたので超ラッキーでした。

チャン、チャン。




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Posted by cast4ozlevelline at 17:45│Comments(0)釣行記
 
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