2020年02月22日
工作の時間 その1
オフシーズンの工作
今シーズンの冬は気温が高く、水温も高い目で推移しているようで、例年1月になっても本荘人工島などでキスが釣れていましたが、
今シーズンは12月からほぼ釣れなくなっていました。
また、冬のお鍋用の「マイワシ」も11月の半ばからは神戸港から姿を消してしまっていたようです。
なので、4OZlevellineは3月のキビレまで投げ釣りはおあずけ状態です。
船の釣りで「イシダイ」や「メバル」も行っていましたが、つぎのシーズンに向け工作の時間で「竿の作成」をしていました。
今回は八尾南の「またぎ」のウィンターセールで一部のブランクが半額だったので、春のイサギ用と秋の真鯛用にと
2本調達してきました。

それぞれ
「2S70MLF」:7フィート、ミディアムライト、4-10Lb、1/8-1/2OZ、ファーストアクション
「3C70MM」:7フィート、ミディアムライト、8-14Lb、1/4-5/8OZ、モデュレートアクション
の2本です、合わせて1万円強で入手できました。
これに、KWガイド、DBガイド、LCガイドを付けた仕様とします。
ちなみに、2C66MMというロッドで、昨年75cmのメジロを上げましたが、まだまだ余裕が有りそうだったので、
今回は弾性率の高いカーボンを使った「3C」タイプをセレクトしました。
また、2S76MLF2という2ピースのロッドで、80オーバーの真鯛を上げた実績があるので、
今回はその1ピースバージョンの「70MLF」をチョイスしています。
ロッド仕様はフェルールタイプの元竿に付けて全長を8.5Ft(2.55m程度)にします。
元のフェルールは先だって作った投げ竿の2番を流用したものを使用します。
さてさて、実際の制作過程ですが、
まず、フェルールの内径に合わせるため、ブランクの元の部分に下巻をして、
巻き始めと巻き終わりを中心に何か所かを瞬間接着剤で止めます。
出来ればこの時点で、エポキシで固定しているほうが安心感は上がります。

グリップを自作のグリップ用旋盤で成形します。

フェルールの内径に合う用に再度かさ上げします(かさ上げは荒く巻きます)。

そして、接着です。
この時にブランクのスパインに注意しながら方向を決めますが、
今回の2本は、柔らかい方向でスパインを調整しました。

次にこれらの竿に付けるガイドですが、手持ちのガイドを使用しますが、不足しているものを発注して
・・・「アコル」さんというお店を利用しましたが、到着まで1か月程度かかりました。・・・
セットするガイドはこの仕様にしますが、左のKWLは2S70MLF用に、右のCLは3C70MMに使用します。

いつものように、ガイドを付けるための器具は使わずに手巻きで付けるので、その間の写真は撮れませんのであしからず。
完成はこのようになります。
右の2本は今回作成したロッド、左の1本はEX-Farstアクションのブランクで、太刀魚用や底のハゲ用として作ってみたものです。


今回作成した竿のガイドは共にTop込みで17個としましたが、ガイドを多くすることにより竿が強くなります。
極端な一例ですが、Topと竿の真ん中に一つという竿を考えた場合、負荷が掛った時、竿は「つ」の字型になります。
逆にガイドを無限に付けた場合・・・つまり「中通し」・・・ブランクの持つ最大限の強度になります。
できるだけ柔らかい竿のほうが食いもいいし、釣り味もいいので、可能な限りガイドを多く付けているわけです。
さて、最終のコーティングは暖かくなってからでしょう。
5月までにできればOKなので、仕上げはゆっくりとする予定です。
今シーズンの冬は気温が高く、水温も高い目で推移しているようで、例年1月になっても本荘人工島などでキスが釣れていましたが、
今シーズンは12月からほぼ釣れなくなっていました。
また、冬のお鍋用の「マイワシ」も11月の半ばからは神戸港から姿を消してしまっていたようです。
なので、4OZlevellineは3月のキビレまで投げ釣りはおあずけ状態です。
船の釣りで「イシダイ」や「メバル」も行っていましたが、つぎのシーズンに向け工作の時間で「竿の作成」をしていました。
今回は八尾南の「またぎ」のウィンターセールで一部のブランクが半額だったので、春のイサギ用と秋の真鯛用にと
2本調達してきました。
それぞれ
「2S70MLF」:7フィート、ミディアムライト、4-10Lb、1/8-1/2OZ、ファーストアクション
「3C70MM」:7フィート、ミディアムライト、8-14Lb、1/4-5/8OZ、モデュレートアクション
の2本です、合わせて1万円強で入手できました。
これに、KWガイド、DBガイド、LCガイドを付けた仕様とします。
ちなみに、2C66MMというロッドで、昨年75cmのメジロを上げましたが、まだまだ余裕が有りそうだったので、
今回は弾性率の高いカーボンを使った「3C」タイプをセレクトしました。
また、2S76MLF2という2ピースのロッドで、80オーバーの真鯛を上げた実績があるので、
今回はその1ピースバージョンの「70MLF」をチョイスしています。
ロッド仕様はフェルールタイプの元竿に付けて全長を8.5Ft(2.55m程度)にします。
元のフェルールは先だって作った投げ竿の2番を流用したものを使用します。
さてさて、実際の制作過程ですが、
まず、フェルールの内径に合わせるため、ブランクの元の部分に下巻をして、
巻き始めと巻き終わりを中心に何か所かを瞬間接着剤で止めます。
出来ればこの時点で、エポキシで固定しているほうが安心感は上がります。
グリップを自作のグリップ用旋盤で成形します。
フェルールの内径に合う用に再度かさ上げします(かさ上げは荒く巻きます)。
そして、接着です。
この時にブランクのスパインに注意しながら方向を決めますが、
今回の2本は、柔らかい方向でスパインを調整しました。
次にこれらの竿に付けるガイドですが、手持ちのガイドを使用しますが、不足しているものを発注して
・・・「アコル」さんというお店を利用しましたが、到着まで1か月程度かかりました。・・・
セットするガイドはこの仕様にしますが、左のKWLは2S70MLF用に、右のCLは3C70MMに使用します。
いつものように、ガイドを付けるための器具は使わずに手巻きで付けるので、その間の写真は撮れませんのであしからず。
完成はこのようになります。
右の2本は今回作成したロッド、左の1本はEX-Farstアクションのブランクで、太刀魚用や底のハゲ用として作ってみたものです。



今回作成した竿のガイドは共にTop込みで17個としましたが、ガイドを多くすることにより竿が強くなります。
極端な一例ですが、Topと竿の真ん中に一つという竿を考えた場合、負荷が掛った時、竿は「つ」の字型になります。
逆にガイドを無限に付けた場合・・・つまり「中通し」・・・ブランクの持つ最大限の強度になります。
できるだけ柔らかい竿のほうが食いもいいし、釣り味もいいので、可能な限りガイドを多く付けているわけです。
さて、最終のコーティングは暖かくなってからでしょう。
5月までにできればOKなので、仕上げはゆっくりとする予定です。
Posted by cast4ozlevelline at 13:32│Comments(0)
│タックル